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『LOCKET』第5号
¥1,980
ありったけの心で遠くに想いを馳せて、2022年初夏に独立系旅雑誌『LOCKET』第5号を放ちます。 特集タイトルは「野性の造形」です。クマをかたどった造形物を追いかけ、2021年にトルコ、ドイツ、北海道、特集外では西表島でも撮り下ろし取材を敢行しました。古代遺跡の彫像、都市名がクマに由来する街、木彫り熊の再ブームを牽引する現役作家。さらに石川直樹氏、津田 直氏、高野夕輝氏、安藤夏樹氏、在本彌生氏、寺尾紗穂氏といった面々が誌面を彩ります。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷が「心刷」しました。レッドとグリーンの2種類ある表紙のイラストは編集者とデザイナー、最小単位でインクヘラを握りしめ、一冊一冊にシルクスクリーンを実施。真っ当でいてオルタナティブな道を邁進するインディペンデントマガジンの最新号をぜひお楽しみください。 ●『LOCKET』 第5号 BEAR ISSUE ●「野性の造形」トルコ、ドイツ、知床、西表島 ●2022年5月25日発売 ●本文144ページ、B5変判(237mm×182mm) ●1,980円(本体1,800円+税) ●2,200部 ●編集長 内田洋介 ●デザイナー 大谷友之祐(Yunosuke) 001|トルコ 創造の大地 030|ギョベックリ・テぺの七不思議 三宅 裕 032|アナトリアの牧羊犬(猪原 悠) 036|想像力の射程──遠くを想うこと 038|CONTENTS 040|ドイツ ベルリンの街に潜む沈黙の叫び声(冨手公嘉、相澤有紀) 052|中世欧州熊寓意譚(オカモトレイコ) 054|木彫り像をめぐる私信(石川直樹) 056|熊意匠遺物に見る、送り(津田 直) 058|木塊になにを見る 高野夕輝 068|木彫り熊が生まれた街 八雲八問八答 大谷茂之 070|すべてはクマさんのために 安藤夏樹(濱田紘輔) 076|愛らしい民芸熊玩具(尾崎織女) 078|熊を彫る人のこと(在本彌生) 081|クマは小部屋で目を覚ます 川口直人、高旗将雄、大住 潤、原田和明(YUTAKA NOJIMA、松井 進) 097|オホーツク文化の形(高橋 健、町田ヒロチカ) 104|クマは繊維に包まれて(鈴木純子) 108|山岳民のスプーン(石川吉典) 112|知床 知床点描 130|MAGAZINE INFORMATION 131|背骨の旅人 第5回 寺尾紗穂(飯坂 大) 139|いまではないいつか 第1回 西表島(土田 凌) *今号も全国100店舗超に展開予定です。取扱店舗一覧はHPのSTOCKISTより発売日までにお知らせしますので、お近くの店舗でぜひお求めください。 http://locketmag.com/stockist
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『LOCKET』第4号
¥1,760
SOLD OUT
*おかげさまで完売となりました。再入荷の予定はいっさいありません。誠に恐れ入りますが、お問い合わせはご遠慮ください。 -- -- -- 未知への扉を開きたい。あるいは、未知への扉なんてそこかしこにあることを思い出したい。そう考えたとき、どこにでもあるコーラこそが扉を開く鍵にふさわしく思えた。 当然視された存在に改めて目を向けるとき、既知の世界は枠組みが揺らぎ、未知への扉がそこかしこに立ち現れるはずだ──コーラをめぐる冒険へ。 -- -- -- -- -- かつてのように旅へ出られなくなった2020年夏、しばらくは最後の“撮り下ろし”の旅雑誌となるかもしれない、独立系旅雑誌『LOCKET』第4号を発売します。 コーラをめぐる冒険はチュニジア、ニュージーランド、ロシア、アメリカへ。コーラがアメリカの象徴としての地位を確立した大地で感じたこと。「DRINK NO EVIL」を志向するオーガニック大国のコーラブランドとは。二大多国籍企業がかつて凌ぎを削った、鉄のカーテンの向こう側のいま。臨場感のある言葉と美しいフイルム写真により、この身体でつかみとった真実のようなものをお届けします。 写真家の石川直樹氏、フィールド言語学者の吉岡 乾氏、『旅行人』編集長の蔵前仁一氏、社会学者のケイン樹里安氏……。ともコーラや伊良コーラなど注目のクラフトコーラブランドの取材記事のみならず、実力派の書き手による寄稿記事も掲載。巻末には、「みんげい おくむら」主宰の奥村 忍氏のロングインタビューも収録。 今号からオフセット印刷を長野県松本市の藤原印刷に変更し、編集者とデザイナーが印刷に立ち合いました。紙は本文4種類、表紙を含めると5種類を採用。「心刷」の言葉に違わぬ印刷美が誌面を彩ります。 表紙には本誌デザイナーにして気鋭のイラストラーター、大谷友之祐(Yunosuke)のイラストを謄写版によって一冊一冊に自刷しました。「ガリ版」の呼び名で親しまれ、半世紀前のミニコミ誌などで多用されていた印刷手法です。一冊一冊に気持ちを刷り込みたい、インディペンデントな人々の精神を引き継ぎたい。そのような想いから編集者と妻、デザイナーの3人という最小単位でローラーを握り、三日三晩をかけて手刷しました。 真っ当でいてオルタナティブな道を邁進するインディペンデントマガジンの最新号をぜひお楽しみください。 書名|『LOCKET』 第4号 COLA ISSUE 特集|「コーラをめぐる冒険へ」チュニジア、ニュージーランド、ロシア、アメリカ 発売日|2020年7月31日 サイズ|B5変判(237mm×182mm)、本文128ページ 価格|本体1,600円+税 部数|2,000部 編集長|内田洋介 デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) 005|コーラをめぐる冒険へ 006|旅から連れ帰ったモノ、コト、ジブン 007|CONTENTS 008|いのちの水、コーラの密売 石川直樹|写真・文 010|チュニジア 迷宮行 030|時代を読む、ラベルも読む 吉岡 乾|文 032|ニュージーランド 聖地聖水 049|コーラを読む pater|イラスト 蔵前仁一、ケイン樹里安、村上由鶴、山本大樹|文 066|Finding Pepsi Landscapes 町田ヒロチカ|イラスト 070|ロシア 開放区 084|ソ連とコーラの悲喜交交 ほちかなた|イラスト 086|モリ・コーラは世界をつくる モリテツヤ|文 090|按田餃子の自家製コーラ 土田 凌|写真 094|ご当地クラフトコーラプロジェクト ともコーラ 武田侑大|イラスト 098|コーラ熱中時代 104|アメリカ 野良徒歩旅行者 河戸良佑|イラスト・文・写真 113|コーラの源流に立って 伊良コーラ 福本玲央|写真 122|MAGAZINE INFORMATION 123|NATURAL BORN STRANGER #4 背骨の旅人 奥村 忍 飯坂 大|写真 *取扱店舗一覧はHPのSTOCKISTよりご確認ください。 http://locketmag.com/stockist *BASE特典として製本から漏れた表紙を同封のうえ発送します。 →表紙の在庫がなくなり、裏表紙を同封いたします。
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『LOCKET』第3号
¥1,320
SOLD OUT
*おかげさまで完売となりました。再入荷の予定はいっさいありません。誠に恐れ入りますが、お問い合わせはご遠慮ください。 -- -- -- いつからだろうか。朝日が鬱陶しくなったのは。 いつからだろうか。夕日が待ち遠しくなったのは。 もう一度、焦がれる思いで朝日を見上げたい――。 そんな気持ちを出発点に、独立系旅雑誌『LOCKET』は旅へと出ました。朝日の光源を追ってインド、オランダ、奄美大島、奈良、アイスランド、ベトナム……。どうしてひとは朝日を見ようとするのか。朝を身近に感じる日々になにを思うのか。夜明けとともにはじまる祭りとは。臨場感のある文章と美しい写真で、この身体でつかみ取った真実のようなものをお届けします。 巻末には、気鋭の写真家・津田 直さんが出演! 装丁も変更し、表紙は写真のみ、その上から文字のみのプラスチックカバーを手がけしています。製本も、商業誌ではなかなか扱えないコデックス装に! コンテンツ、ヴィジュアルともに大きくスケールアップした第3号を、どうぞお楽しみください。 書名|『LOCKET』 第3号 MORNING ISSUE 特集|「朝日の光源」インド、オランダ、奄美大島、奈良、ベトナム 発売日|2019年3月発売 サイズ|B5変判(237mm×182mm)、本文112ページ 価格|本体1,200円+税 部数|1,000部 編集長|内田洋介 デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) 010|インド 東の海から光射す刻 026|チャイをめぐるファンタジー 030|オランダ 旅は自転車にまたがって 043|低地の国のライド術 044|明日の国の根っこにあるもの 046|奄美大島 ハレの朝のリズムに 057|ショチョガマってなんだ? 058|吉田 博が求めた光線 064|朝ごはんをいっしょに 066|奈良 殺したイノシシに朝は来ない 075|地べたの声 083|妖精との出合い、夢からの目覚め 090|山の民の「おはよう」を守りたくて 092|ベトナム 色の民が山を越える 105|背骨の旅人 第3回 津田 直 全国70軒の店舗に展開しています。取扱店舗の一覧はHPのSTOCKISTよりご確認ください。 http://locketmag.com/stockist
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『LOCKET』第2号
¥1,100
SOLD OUT
*おかげさまで完売となりました。再入荷の予定はいっさいありません。誠に恐れ入りますが、お問い合わせはご遠慮ください。 -- -- -- 旅人、貧乏旅行者を指す言葉として扱われている「バックパッカー」。でも、本来の言葉(backpacking)の意味が、自然のなかに分け入っていく徒歩旅行にあることを、どれだけのひとが理解しているのでしょうか。まあ、言葉の意味は本分ではありません。ゆらゆらと流されるような旅はひと休みして、自分の足でガシガシと真実に向かって進んでいくような旅がしたいと思ったのです。そこで、独立系旅雑誌『LOCKET』第2号は徒歩旅行を特集することにしました。まずは8月の曇天の5日間、ひとりでテントとバックパックを背負って北アルプスから日本海へと歩きます。 空から海へと歩いた次には、海から空に立ってまた海へと戻る旅へ。屋久島の海岸から縄文杉まで歩き、さらに奥へと進んでいきます。最高峰の宮之浦岳から第2峰の永田岳へと縦走。そして花山歩道を経て、永田岳の一滴が海へと注ぐ大川の滝まで。ただただ、屋久島をより深く理解するために。 徒歩旅行のルポタージュは、国内に留まりません。あるイラストレーターが旅したのは、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)。メキシコ国境からカナダ国境まで延びる4,000kmものトレイルとハイカーを、独特な筆致の絵と文章で紹介してくれました。 巻末は、恒例の連載インタビュー企画「NATURAL BORN STRANGER」の第2弾。角幡唯介さんに続けて、「リヤカーマン」こと永瀬忠志さんに話をうかがいました。単身、リヤカーを引いて歩いた距離はこれまで47,000km(当時)。歩いて、歩いて、歩いて。やたらめったらと歩いてたどり着いた地平には、どんなヒントがあったのでしょうか。 『LOCKET』 第2号 BACKPACKING ISSUE 特集「徒歩旅行」北アルプス、屋久島、アメリカ、北欧 2016年4月30日発売 B5変判・本文104ページ 本体1,000円+税 003 マニフェスト 005 目次 009 47,000km 016 徒歩旅行特集 021 北アルプス|空から海へ 034 コラム|ぼくのテント 035 屋久島|森と山と水の果てに 042 エッセイ|山と街 044 コラム|ぼくのマット 045 インタビュー|編集長に会いにいく|ルーカス B.B. 052 コラム|ぼくのバックパック 053 インタビュー|アースウォーカーに会いにいく|中渓宏一 060 コラム|ぼくの映画 061 アメリカ|愛しのメンディー 068 北欧|ラップランドが教えてくれたこと 078 インタビュー|カミーノ前夜 080 言葉|君の宗教 081 カルチャー|歩禅 087 東京|部屋からでずに冒険をすること 092 コラム|人間の心臓はひとつじゃない!? 095 ナチュラル・ボーン・ストレンジャー|第2回 永瀬忠志(第10回植村直巳冒険賞受賞) ※約40軒の書店にてお取扱いいただき、ありがとうございました。 ※発売から月日がたちましたので、在庫は「BASE」をご利用ください。
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『LOCKET』第1号
¥990
SOLD OUT
*おかげさまで完売となりました。再入荷の予定はいっさいありません。誠に恐れ入りますが、お問い合わせはご遠慮ください。 -- -- -- 独立系雑誌『LOCKET』の旅はブータンからはじまりました。「しあわせって、いったいなんだろう?」。そんな当たり前な、わかりきったつもりのことを考えるために、特殊な入国申請が必要な彼の地へ、ひとりで向かったのです。 ブータンで考えた「しあわせのありか」。でも、幸福大国とひと言でいっても、その暮らしは現代社会とあまりにかけ離れていました。先進国日本で暮らすぼくらにとって、共感できないところもありました。そこで、次は北欧、デンマークの社会にヒントを探りました。 そして、最後は日本の離島を旅しました。都市から遠く離れた島こそ、日本の縮図なのですから。博多からフェリーで夜を明かして小値賀島に渡り、そして人間が姿を消した野崎島へ。ウシ、シカ、そして謎の石と出合った旅の果てに、考えたものとは。 最後には、連載インタビュー企画「NATURAL BORN STRANGER」も収録。出演は、ノンフィクション作家・探検家の角幡唯介さん。『空白の五マイル』、『雪男は向こうからやって来た』、『アグルーカの行方』。数々の賞を総ナメして来た角幡さんによる、旅、後年となる2018年に発売された傑作『極夜行』の構想についての言葉を、ぜひお楽しみください。 『LOCKET』創刊号 HAPPINESS ISSUE ¥972 特集「しあわせのありか」 2015年3月9日発売|B5変判|本文88ページ 004 MANIFESTO 006 SPECIAL|特集「しあわせのありか」 008 EPISODE ONE|ブータン 020 FOOD|ある山奥のいただきます 024 ARCHITECTURE|そして最後に心が残った 026 PORTRAIT|関健作「体育教師の1000日間」 031 LOOKING|ひとさしに祈りを 034 PORTRAIT|坂本大三郎「うけたもう!」 038 EPISODE TWO|デンマーク 046 COLUMN|ある男、コペンハーゲンにて 048 KNOWING|幸福大国を知る 051 PORTRAIT|角田明子「サンタの胸に飛び込んで」 056 EPISODE THREE|小値賀島 068 ACTIVATION|離島の未来を照らすもの 070 LOOKING|逆さ地図 072 PORTRAIT|小西智都子「根っこは海とつながっている」 077 NATURAL BORN STRANGER|角幡唯介 086 AFTERWARD|編集後記 ※約40軒の書店にてお取扱いいただき、ありがとうございました。 ※発売から月日がたちましたので、在庫は「BASE」をご利用ください。